assignment 課題
突発停止を防ぎ、安定した生産を支える予兆保全へ
A社様では、自動車部品の製造工程において焼入れ・焼戻し炉を稼働。
課題となっていたのが、搬送用コンベアチェーンの突発的な破断でした。
チェーンが破断するとライン全体が停止するため、生産への影響が大きく、
故障を未然に防ぐ仕組みが求められていました。
設備のPLCにはさまざまなデータが蓄積されていましたが、データ量が
多く、保全担当者が日常的にすべてを確認・分析することは困難でした。
そのため以下の問題を常に抱えていました。
- 異常の予兆を把握できない
- 故障発生後の対応になる
- 設備監視や分析に保全担当者の負担がかかる

proposal 提案
「機工報」を活用した予兆保全を提案
金沢機工では設備から取得できるデータを活用し、異常の兆候を可視化
する予兆保全システム「機工報」を独自で開発しご提案しました。
「機工報」では、設備データを継続的に収集・分析することで、人の目
だけでは気づきにくい変化を捉えることができます。

本事例ではコンベアの電流値に着目。
正常稼働時のデータをもとに挙動をモデル化し、通常とは異なる変化を
検知できる仕組みを構築しました。
transformation 導入後の変化
データ活用により故障の予兆を早期に発見
導入後は約40項目の設備データを常時監視できる環境を整備しました。
これまで担当者が個別に確認していた設備状態をデータで把握でき、
コンベア負荷の変化から異常につながる兆候を捉えられるようになりました。
実際に、設備停止に至る約半年前から通常とは異なる傾向を確認できた
ケースもあり、故障が発生してから対応する保全から、兆候を捉えて
事前に対応する保全へと変化しています。

導入によって得られた効果
- 突発的な設備停止リスクの低減
- 保全計画の最適化
- 生産ラインの安定稼働
設備の状態を「感覚」だけではなく「データ」で把握することで、
より計画的な保全活動につなげています。
よくある質問
「機工報」はどのような設備に対応できますか?
PLCやセンサーなどから必要なデータを取得できる設備であれば導入の検討が可能。
設備構成や取得可能データを確認したうえで、最適なご提案をします。
導入にはどのくらい期間が必要ですか?
対象となる設備や取得データ、分析したい内容によって異なります。
まずは設備の状況や課題をヒアリングしたうえで、導入に向けた
スケジュールをご提案します。
既存設備にも導入できますか?
既存設備のデータを活用した導入も可能です。
現在の設備構成や通信環境などを確認し、導入方法を検討します。


