金沢機工株式会社
コラム

コラム

工場の生産性改善システム「KOM-MICS」データ活用事例

2022.12.22

生産技術・保全

1.KOM-MICSとは?

  KOM-MICSとは、工場の生産性改善システムです。

いままでの工場IoT導入には専門知識を必要でした。
KOM-MICSは「誰でも」「どこでも」「簡単に」 導入できる画期的な工場IoTです。
コマツの生産現場で培った技術とノウハウを活かして、生産現場の生産プロセスにおける課題を解決します。

KOM-MICSは株式会社小松製作所の登録商標です。

 

 

2.KOM-MICSの特徴

4つの特徴についてご紹介します。

①主要メーカの工作機械へ簡単に接続可能
②生産性向上を支える「見える化アプリ」、「改善アプリ」を備える
③コマツ・コマツグループ、及びコマツの協力企業で運用している
④汎用装置・システム(端末、クラウド、BIツールなど)を採用し導入コストを抑えられる

詳しくはクオリカ株式会社のサイトをご覧ください。

https://www.qualica.co.jp/service/manufact/kommics/index.html

 

 

3.データの有効活用

既にKOM-MICSを導入されているお客様に対し、KOM-MICSで取得している主軸の電流値をダウンロードし「機工報」で解析、予知保全を実現しました。予知保全の手法は、1つだけの方法で実現させることは難しいこともあります。そこで、既にあるシステムにアドオンすることで、それぞれの特徴を活かした検出アルゴリズムを元に、より確実にすることも可能となります。

 

機工報

 

4.導入事例

  マシニングセンタの故障予測をしたいというご要望にお応えした事例を紹介します。

頻繁に故障する横型マシニングセンタの主軸の電流値の変化を予防診断ソフト「機工報」で検出し、メンテナンス時期を予測することができました。主軸の電流値は徐々にダメージを受けながら段階的に上昇傾向に転じます。その場合、設定した閾値では超える度にアラートが発生してしまい、閾値の再設定という事象が発生します。機工報ではアナログデータの変化点を検出することで、ダメージを起点に劣化していく様が確認できます。特に電流値や振動センサー等のアナログデータに最適なシステムとなります。

 

 

5.より確実な診断へ

  マシニングセンタの主軸等の電流値は、問題が発生した場合に顕著に現れます。ただ、電流値を見ただけではダメージがあったことは分かっても、ダメージの度合いが分かりません。そこで活躍するのがAEAcoustic Emission)センサーとなります。機工報で検出した異常値を元に、AEセンサーで聴診器のように診断します。すると、機械をばらして目視検査せずとも異常状態が波形で確認することが出来ます。

  予防診断、予知保全は1つのシステムで全て分かるということはありません。複数センサーを用いて検出することで、より高い精度で異常検知することが可能になると考えます。

異常検知

※予防保全ソフトウェア「機工報」とは!?

https://www.kanazawakiko.jp/original/kikouhou/

 

 


page
top