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六方晶とは?【今さら聞けない基礎解説】

2026.05.08

半導体事業

SiCウエハの説明でよく出てくる「六方晶(ろっぽうしょう)」という言葉。

SiCを理解するうえで必ず通る用語のひとつですが、現場でも多くの人がつまずきやすいポイントです。

 

この記事では、六方晶の基本をできるだけシンプルに解説します。

 

六方晶とは何か?

 

六方晶とは、原子の並び方(結晶構造)の種類のひとつです。

 

物質の中では、原子はバラバラに存在しているのではなく、一定のルールに従って規則正しく並んでいます。

この並び方の違いによって、結晶の種類が決まります。

 

その中で、上から見たときに六角形のパターンで並ぶ構造を六方晶と呼びます。

 

イメージで理解する

 

難しく考える必要はありません。

 

ハチの巣や六角形のタイルのように、同じ形がすき間なく並んでいる状態をイメージすると分かりやすいです。

このような規則正しい六角形の並びが、六方晶の基本イメージです。

hexagon

 

なぜSiCで重要なのか?

 

SiC(炭化ケイ素)は、この六方晶構造を持つ代表的な材料です。

 

重要なのは、結晶構造がそのまま材料の性能に影響するという点です。

 

例えば、電気の特性や耐熱性、デバイスとしての性能などは、原子の並び方によって大きく変わります。

つまり、六方晶という構造そのものが、SiCの高性能を支えるベースになっています。

 

hexagon-2

 

ポイントは「形」ではなく「ルール」

 

ここでよくある誤解をひとつ押さえておきます。

 

六角形は見た目の形ではなく、六方晶はあくまで原子の並び方のルールを指します。

ウエハ自体は丸い形をしていますが、その内部では六方晶の構造が形成されています。

hexagon-4

 

まとめ

 

六方晶とは、原子が六角形状に規則正しく並んだ結晶構造のことです。

 

難しく感じがちですが、「ハチの巣のような並び」と捉えると理解しやすくなります。

SiCウエハでは、この構造が性能に直結するため、非常に重要な要素となっています。

 

 

【原子が規則正しく並んだ物質の一例】

hexagon-3

 

 

より詳しく六方晶について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

六方晶系とは?SiCウエハーの結晶系ごとの違いを解説

 

 

 


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